Yasukun-papa は「おひとりさま」

やすくんパパ の思いをつづる、Liveなブログ。。

家庭内における共依存について~ 「共依存」→「対等な親密性」への転換(その4)

 

昨日に引き続き同じお題【その4】です。

 

これまで整理してきた中で、

共依存」という病的な関係が構築される原因、そして、

共依存」の結果として「必然的に爆発が起こること」は、

実感を伴いながら、ひとまず理解できるようになった気がします。。

 

(注)当初は共依存」には「与える側/受ける側」がいると捉え、二者の役割を区別して捉えていましたが、共依存状態を望む者』が存在し、その影響を受けて「相互の人間関係の中で共依存状態が構築されていく」 と捉えた方が、より適当であるように思えてきました。。。

 

======

 

ただ、「健全な人間関係」とされる「対等な親密性」については、

どのように構築していけばよいのか、まだ答えは見つけられていません。

 

『「共依存」⇒「対等な親密性」への転換』(「マイナス」⇒「プラス」への転換)

について考える前に、 もう少しシンプルに、

 

『何も問題を抱えていない “真っ白な人間” に、「対等な親密性」を獲得させる』

『これから生まれてくる子供たちに「対等な親密性」を獲得させる』

 

という観点から考えてみることにします。

※本日の内容も「アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す 斎藤学 著)」を参考にしています。

==========

これから生まれてくる子供達に「対等な親密性」を獲得させるために

1.健全な家庭環境を提供する

  • 子供達が、自らの「自己」を十分に発達させることができる環境である。
  • 脅かしたり、責任を感じさせてしまったり、親の価値観を無理やり取り込ませられたり(※)することがない。(※)自己の安全を守るために、子ども自身が無意識的に「受け入れざるを得ない心理状態」となることも含まれると思います。
  • 家族内の個人に対して、考え方・プライバシーを尊重する。・・・「全体主義的組織」「思想洗脳集団」としての家族は作らない。子の供の考え方をまずは真摯に受け止める親の考えに拘束されることで安心感をもつ「家庭内の優等生」を作らない。

 

2.子供と正面から向き合う

  • 見たり感じたことについて、躊躇なく言葉にすることができる。・・・疑問に感じたことは周囲の大人に質問できる。秘密やルールを強要したり、「話してはいけないこと」を作らない。
  • 親は子供に対して、いつも関心を持とうとしている。・・・話しかけには応える、行動を観察する、子供の感情にまずは共感する。特に「無意識のふるまい」にも注意を向ける(成長過程における問題の早期発見⇒問題改善の契機)。

 

3.家族内で困ったことがあれば、相談し、解決できる

  • 問題を認めた場合は、協力して解決に努めようとする。・・・現状維持/現状の正当化に執着しない。
  • 家庭内の状況を「ありのまま」に見ようとする。・・・問題の矮小化、見なかったことにする、先延ばしはしない。自分の都合の良いように捉えない。
  • 家庭内の誰かが声をあげた場合は、その声に真摯に向き合う。(困った場合は、問題を解決できる力を持った外部専門家に相談!。安易に素人は利用しない。感情移入され、問題がこじれる原因に。。

 

==========

書籍も参考にしつつ、ひとまず 自分の言葉に置き換えてみました。

これからも思いつくたびに更新することになると思います。

 

※(早速追記)※

子育てのことを中心に記載しましたが、

きっと一生懸命になりすぎると、私の「完璧主義」と「こだわりの強さ」がまた暴走しそうです。妻は、私の「一生懸命な子育て」にはいつも冷ややかだったので、確実にぶつかるはず。。

【肝に銘じること】

① 個人の考え方・プライバシーは尊重。

② 問題については、時間を決めて協力して解決に努める。

③ 時間内に解決できなかったら、躊躇なく専門家に相談する。

(お金が・・なんていわれても、大きな問題の解決のための支出は気にしない。・・・ココ納得させるのが関門かも・・・)

 

=======

 

社会的な問題を「一番小さなところ」に落とし込むと、

最終的には「個人の世界観(考え方)」「個人の抱える問題」に行き着き、

 

「家庭内の問題」の解決策を探ろうとすると、

大きなことを言ってしまえば、

組織を作るときや、国家樹立するときの思想(※)にも参考になる「きっかけ」があるように感じてきました。

(※)どうしたら皆が幸せに生きれるか、争いは円満に解決できるか、社員の生活を守ってあげあられるか。。という樹立期の悩みを含むもの。「国民・従業員は義務を果たせ!」という考えとはちょっと違います。(注:私は雇われ人です)

 

もちろん、

組織や国家樹立の思想をそのまま家庭に反映すると「大惨事」が起こると思います。

ただ、解決策に行き詰まり、悩んだときに、

「似ているかもしれない観点」として、自分の中だけで参考にしてみるのも悪くないような気がします。

 

「何を今更当然のこと/青クサイこと言っているのか!!」「理論とか理屈ばかりこねて!」といわれそうですが(妻に)、自分の中では、なんとなく腑に落ちました。

 

 

やすくんパパ のLiveブログ。

※ 明日は2回目のカウンセリング。先生にも色々お話してみようと思います。